SUMMER WARDROBE ESSENTIALS #08
アクセサリーバッグという新感覚

週末は機動力重視な"手ぶら派"のアナタへ 
アクセサリーバッグという新感覚。
芒種から夏至になると、暑さは日に日に増してくる。
だからこそ、来るべき夏に備えた準備をしておきたい。


ここでは「SUMMER WARDROBE ESSENTIALS ~夏の必須ワードローブ~」と題して、今季クリケットからリリースされる新作の中から、厳選したアイテムを紹介する。

第8回目は、ここ数年で市民権を得たサコッシュ、定番のボディバッグ、そしてクラッチバッグとしても使えるショルダーバッグの計4点。
すべてに共通するのは、コンパクトなサイズ感であるという点だ。
これを荷物を持ち運びするバッグ本来の用途でというよりは、夏の軽装に身に着けるアクセサリーのような感覚で取り入れる。

この夏はバッグをそんな観点で楽しんでみたい。
ここ数年で急速に進んでいる休日バッグの小型化。
携帯、財布、自宅の鍵、愛煙家ならタバコ、せいぜいそれくらいの我々の荷物が、キャッシュレス化の定着に伴い、さらにコンパクトになったというわけだ。

そもそも街へ出るときは必要最低限、そして願わくば"手ぶら"で行動できるというのが、ものぐさな男のお約束。

だからこそ、この流れを歓迎せずにはいられない(もちろん、クルマ移動の際はその限りではないのだが)。
そんな"手ぶら"推進派の諸兄に、クリケットからリリースされたばかりのバッグをご紹介したい。
まず、写真左上のバッグがサコッシュだ。
軽量でコンパクト、マチがなく薄型のデザインというのが最大の魅力だ。
ポリエステル×ナイロンの混紡素材によるボディはヘリンボーン柄で、実にトラッドで大人らしい佇まいである。
そして、写真右上はシボ感のある牛革で仕立てたボディバッグ。
シルバージップとの組み合わせが、さりげなく高級感を湛えている。

写真右下は、ショルダーストラップを取り外すことでクラッチバッグとしても使用可能なショルダーバッグだ。
合成皮革を使用したグレージュの色味と風合いが魅力。最後は、写真左下のウエストバッグ。
合成皮革によるネイビー×ブラックのバイカラーデザインがスタイリッシュな印象である。
もちろん、斜め掛けして活用したい。
どのバッグもすべてコンパクトなサイズ感で、出かけるときは必要最低限の荷物で十分という我々にぴったり。
そして、このバッグ最大の魅力は身に着けたときに発揮するアクセサリー効果である。
どうしても着用するアイテムが少なく軽装になる夏は、アクセサリーのような感覚で使用できるこの小型バッグがかなり重宝する。
ご覧のとおり、Tシャツにカーゴパンツを身に纏ったスタイリングに、ヘリンボーン柄のサコッシュが1点入るだけで装い全体の印象がまとまるのだ。
クリケットの最新作はもちろん、使い勝手も抜群。主室とは別にフロントに設けられたポケットを備え、小型ながらも荷物を分類して収納できる。
好みの長さに調整できる最長128㎝のストラップは、ちょうど腰にかからないくらいの長さで持つのがベストバランス。
体に寄り添わせる=身に着けるようなイメージが、アクセサリーバッグとしてのおすすめのこなし方なのでぜひ覚えておいてほしい。

単に荷物を持ち運びするためだけではなく、アクセサリーとしての効果を狙ったバッグの使い方。
この夏はそんな観点で、バッグを楽しんでみてほしい。
アクセサリーバッグという新感覚、絶対にクセになるはずだ。その良き一手として、スマートでスタイリッシュなデザインが魅力のクリケットのバッグを推薦する次第である。