エシミヤの取り組みについて

最高級内モンゴル産カシミヤを染めない“無染カシミヤ”にこだわることで、やさしい色と肌触りのよさを引き出しました。またカシミヤ製品を保存するためのコットン袋と天然の防虫効果のあるヒノキのウッドチップも一緒にお送りいたします。10年、20年とエシミヤ製品をご愛用いただけますように。

エシミヤの製品は、自社牧場ノースピースファームでやさしく育まれたカシミヤを使用。牧場から製品まで。すべての工程を一貫生産することで、商品からどの牧民が育てたヤギなのか、履歴を辿ることができます。ゆえに透明度の高い、高品質な製品をお届けいたします。

内モンゴル自治区の北西に位置する二狼山に自社牧場ノースピースファームを経営。古くから遊牧民が家族のように共存しているカシミヤ山羊は、現在は放牧というかたちで飼育されています。牧草地や岩山を自由に移動でき、できるだけストレスを与えない環境作りを配慮。ヤギたちは高い岩山が大好きなのです。 

ヤギたちは有機飼料や5.6種の草を食べています。ラムソンや蒙古葱、砂葱など、通称モンゴル葱と呼ばれる草は、漢方のように高い栄養価と薬用価があります。一般的に漢方の効能でいうと、食欲促進、利尿作用、寄生虫予防や下痢止めに効果があると言われます。また売り上げの一部をヤギの健康（飼料、薬、治療などの費用）のために寄付します。 

• ethimereは無染カシミヤにこだわりました。
  染めないことで、水やエネルギー環境を
  できるだけ美しく保つことができます。
• 自社工場に浄水施設を完備。
  水は灌漑に使えるレベルにまで浄化され、
  24時間の管理システムで
  環境保全を保ちます。
• 従業員の通勤バス5台をCO₂排出を軽減するため純電動エコカーにしました。

• 従業員の通勤バス5台をCO₂排出を軽減するため
  純電動エコカーにしました。
• 自社工場に浄水施設を完備。水は灌漑に使えるレベルにまで浄化され、24時間の管理システムで環境保全を保ちます。
• 一時期カシミヤ山羊が砂漠化を加速させると
  いう記事がありましたが、現在は
  一頭あたりが放牧可能な領域を制限し、
  むやみに増えたり減ったりしないよう、
  研究に基づき管理しています。

歴史的に見ると、ブローカー依存の取引により、トレーザビリティが極めて不透明だったカシミヤ。それに付随し、日本にも偽カシミヤが出回るなど、カシミヤの品質が悪化する大問題に。牧場経営から製品になるまで。私たちは一貫生産することで、本物のカシミヤのみをお届けします。

国連が提唱するSDGsの指標と同じく、サステナブルなカシミヤ産業の確立に取り組んでいます。パートナーである牧民とは内モンゴル政府の指導に基づいた取引を行い、牧民の経済環境の向上に努めます。今後、牧民と消費者の顔が互いに見えるものづくりを目指しています。